人は生まれながらに貴い存在です。死後はどうでしょう。懸命に生きた後の人間の体は、お骨となります。最近ではその人のお骨のDNAから、その人を特定することも可能になりました。このお骨も貴いのです。人の尊厳を守るということは、お骨の尊厳を守ることと考えます。 しかし、最近では散骨と言って跡形もなく消される場合や、経済的な理由で無縁墓に収められる場合など、耳にします。大変残念なことです。そのようなことのないように、ここに新しいタイプのお墓を造りました。納骨されたお骨は、この寺の代々の住職が礼を尽くして供養し続けます。
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